概要
タイトル | ふわふわ、ぽかぽか (The Sense of Touch) |
シリーズ | BOOK OF SENSE SERIES |
発行 | 2007年 |
対象年齢 | 対象年齢記載なし |
作 | ふくだじゅんこ |
紙の厚さ | 紙厚:厚め |
本文ページ数 | 32ページ |
本文文字数 | 142文字 |
1ページあたり文字数 | 約9文字/2ページ |
登場人物 | ひつじ、あり、たこ、きつね、かめ、くま、ライオン、ゴリラ、わに、ぶた、いるか、ねずみ、さま、うさぎ、かに、たぬき、くじら、ぞう、へび、おおかみ、かえる |
その他のキーワード |
よみどころ
いろいろな触感を学ぶ
ふわふわ、つるつる、さらさらなど、いろいろな動物たちが出てきていろいろな触感を表現してくれます。
くねくねのたこが、かめを触ってかちんかちん、などちょっとした対比や視点ずらしもあって、楽しめます。
熱い、痛いといったネガティブな触感も表現
感触の中には、火に触れて(というか、体の一部に火がついて…)熱い、たたかれて痛いなど、ネガティブな感触も用意されており、絵本の一連の流れのアクセントになっています。
そしてその次のページにはちゃんと救いの一コマが描かれており、かつそこには(そこにだけは)文字は書き込まれていません。
熱いとき、痛いときはどうするべきか、絵を見ながら親子で語り合う余白を用意してくれているのかなと思いました。
動物たちの目がつぶら
ほとんどの動物は、同じ、つぶらな瞳をしています。にもかかわらず、それが時には個性豊かに、時には愛嬌たっぷりに読者をひきつけてくれます。
雑感
表紙は羊毛の写真が使われていますが、本編は(表紙のくまのような)絵で展開されます。基本的に見開き2ページ読み切り。
Sense of Touchといいながら、途中から寒いとか重いとかちょっと趣旨とずれているようなものも交じってきますが。。ご愛嬌ということでしょうか。
|