概要
タイトル | きをつけて2 |
シリーズ | きをつけて |
発行 | 2015年 |
対象年齢 | 対象年齢記載なし |
作 | 五味太郎 |
紙の厚さ | 紙厚:普通 |
本文ページ数 | 24ページ |
本文文字数 | 178文字 |
1ページあたり文字数 | 約15文字/2ページ |
登場人物 | ひこうき |
その他のキーワード | よごれる |
内容
かわいいひこうきが、街を越え、森を越え、山を越え(?)、どんどんよごれてしまいますが
飛行機ドック(?)できれいになってまた空にでかけるはなし。
よみどころ
建物・煙突や木や山にも表情が
「きをつけて1」では表情がついていたのは主人公のトラック2台でしたが、今回は木々・山などの自然物や、煙突も含めた人工物、標識にまで表情があります。
みんな飛行機を気遣っています。周りのみんなにやさしく見守られて、ちいさいひこうきはのびのびと飛んでいます。
きをつけて、と言われながら、すべてぶつかる
煙突の煙、高い木、山。
きをつけて、と言われながら結局どれもぶつかってしまいます。
汚れた程度で済んでよかったけど、やんちゃなひこうきさんですね。
きれいになってまた冒険へ
さいごに大きな建物(飛行機を洗う機械?)を通り抜けてきれいになりましたが休む間もなくまた空へ。
「またよごしにいくんだね」のことばに見送られ、雲の中に消えていくのでした。
雑感
「またよごしにゆくんだね」の言葉が温かいですね。
まるで好奇心旺盛なこどもをやさしく見守る親ごころのようです。
たくさんやんちゃしてたくさん汚れて、お風呂でさっぱりしてもまたやんちゃして汚れて…そんな元気な子が一番ですね(親は大変だけど)
また、「きをつけて1」のトラックがゲスト出演しています。形的にはちいさいのですが、色はおおきいのですね。
ちいさいのが成長して、いまはひとりで荷物を運んでいるのでしょうか。
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