なんでも吸収「ぺこぺこペコリン」 | ごりゅうの絵本棚

なんでも吸収「ぺこぺこペコリン」

概要

タイトル ぺこぺこペコリン
シリーズ げんきのえほん
発行 2021年
対象年齢 対象年齢記載なし
こがようこ
くさかみなこ
紙の厚さ 紙厚:普通
本文ページ数 26ページ
本文文字数 333文字
1ページあたり文字数 約26文字/2ページ
登場人物 マラカスたいこらっぱピアノおかあさんおとうさん
その他のキーワード 楽器オノマトペ

内容

くいしんぼうのペコリン。
楽器を食べて自分に取り込み、音を鳴らして遊びます。

よみどころ

楽器の音をリズムよくまねよう

マラカスやシャカシャカ、たいこはトンタカ、ラッパはプップー。
ペコリンは食べた楽器の形になり、軽快に音を奏でます。
絵本を読んでいる私たちも、一緒に楽しく音まねして遊べそうです。

たいこを食べたペコリン。よく見ると…

たいこの撥(ばち)も一緒に食べてますね。
ばちもペコリンの体の一部となって、同じく体の一部となったたいこ本体をたたいています。
芸が細かい!

ピアノはお母さんが弾いてくれました。でも…

ペコリンが最後に食べたのはピアノ。
ピアノを弾くのはお母さん、となりで歌をうたうのはお父さん。
やっぱり音楽はみんないっしょのほうが楽しいですよね。
でもペコリンは、お母さんに鍵盤部分を触れれてくすぐったいみたいです。
他の楽器は形は残れど全体がペコリン色になっている一方で、ピアノの鍵盤は白と黒が残っているのに…やっぱりくすぐったいようです。面白いですね。

雑感

ペコリンは食いしん坊。
でもこれは、食欲がある、と同時に、好奇心旺盛ということかもしれませんね。
楽器を見るペコリンの目がもう、初めてのものを見るいたずらっ子の目をしてます。
こうやっていろいろなものを吸収して、豊かな子に育ってね、という願いが込められているような気がします。

 

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