概要
タイトル | ぎったん ばっこん |
シリーズ | どうぶつあれあれえほん |
発行 | 1977年 |
対象年齢 | 対象年齢記載なし |
文 | なかえよしを |
絵 | 上野紀子 |
紙の厚さ | 紙厚:普通 |
本文ページ数 | 22ページ |
本文文字数 | 177文字 |
1ページあたり文字数 | 約16文字/2ページ |
登場人物 | とり、ねずみ、うさぎ、いぬ、ぶた、ライオン、かば、ぞう |
その他のキーワード | シーソー |
内容
シーソーの両端に
つぎつぎと いろんな動物が乗ってきて
ぎったん ばっこん するおはなしです
よみどころ
軽い動物から重たい動物へ、次々と乗っていく
小鳥から始まり、ねずみ、うさぎ、いぬ、ぶた…と、次々に前の同粒よりも重たい動物がシーソーに参加してきます。
「次の動物はなにかなー」と楽しみながら読むことができます。
最後に乗ってくるのは…?
次から次へとシーソーに乗ってくる動物たち。
最後にやってくるのは、あの大物ですが、そのまま乗っただけでは重さのバランスが大きく乱れてしまいます。
そこで、ある工夫をするんですよね。
みんなが楽しめるその工夫を、動物たち全員で協力して成し遂げているところがほほえましいです。
表紙、裏表紙、本編、すべて同じデザイン
表紙画像のとおり、赤い縁に緑の背景、青い大地、背表紙を挟んで真ん中には黒の支柱に黄色いシーソー。
1枚めくった表紙の裏も、扉絵も本編もこのデザインで統一されています。
これが、絵本に独特の世界観を醸し出しています。
雑感
いわゆる、シーソーものですが、つぎつぎと動物が増えていってぎったん、ばっこんしていくのが斬新でした。
しかも動物たちは前の動物につかまって、お互いに支えあっているんですね。
ぞうさんを迎えるためにみんなの座り位置を変えたり、本当にほほえましいです。
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