概要
タイトル | いもほり くろくま |
シリーズ | おはなし・くろくま |
発行 | 2016年 |
対象年齢 | 対象年齢記載なし |
作 | たかいよしかず |
絵 | たかいよしかず |
紙の厚さ | 紙厚:普通 |
本文ページ数 | 24ページ |
本文文字数 | 828文字 |
1ページあたり文字数 | 約69文字/2ページ |
登場人物 | くま、りす、きょうりゅう |
その他のキーワード | いもほり、ひとだすけ、おなら、冒険 |
内容
おいもほりをしているときにできた大きな穴から地下の世界へ行ったくろくまくんとりすさんたち。
そこにはおおきなきょうりゅうがいたのですが、すぐに仲良くなって無事、地上へ戻ってくることができました、というおはなし。
よみどころ
大きなかぶのパロディ?
おいもほりにやってきたくろくまくんとりすさんたち。
くろくまくんのおいもがなかなか抜けないのでみんなでいっしょに引き抜くことになりました。
「やっとこやっとこ」の掛け声が、むかしばなし感を醸し出します
おむすびころりんのパロディ?
やっとこ抜けた大きいおいも。
その跡には大きな穴が開きました。
リスのおチビちゃんが穴の中へ入っていったのでみんなもあわてて穴の中へ。
暗い穴の先は明るくなっていて…
まるでおむすびころりんか、したきりすずめのような展開です。
最後は、地下からのおみやげに大満足
そこにいたのはのどにおいもを詰まらせたきょうりゅう。
冒頭のいもほりよろしく、みんなでおいもを引き抜いてあげた一行は、おれいに地上まで届けてもらうことができました。
ちゃっかり水晶やアンモナイトの化石もおみやげにもらい、
地中で育った大きいおいもを焼いて食べるくろくまくんとりすさんたち。
大冒険の後の大団円でした。
雑感
地下に恐竜がいたという展開は、ドラえもんの映画「のび太と竜の騎士」を彷彿とさせますね。地底世界に広がる新世界に大興奮しました。終盤、神妙な面持ちで白旗を振るドラえもんが妙に印象に残っています。
そんな話はともかく…「ぼくのことは ひみつに しておいてね」というだけで帰してくれる恐竜はちょっとのんびりやでいいひとですね。。
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